この記事はPodcastの書き起こしです
こんにちは、滝沢直人です。
今月は「仕事が劇的に変わる!最新効率化テクニック完全ガイド」というテーマでお届けしています。
1週目は「AIアシスタントの活用術」、2週目は「Notionで実現する第二の脳」についてお話ししました。
今週は「クラウドソーシングで仕事を10倍スケールさせる方法」についてお話しします。
皆さん、こんな経験ありませんか?
「やりたいことはたくさんあるのに、時間が足りない…」
「この仕事、誰かに手伝ってもらえたら効率が上がるのに…」
「でも、正社員を雇うほどでもないし…」
僕自身、事業を拡大していく中で、まさにこの壁にぶつかった経験があります。
特に動画編集は時間的なリソースがかなり取られるので結構困っていた問題でした。
動画コンテンツを沢山収録したけど、編集に時間を割くのが億劫だなとか。
そんな時に活用していたのがクラウドソーシングです。
今日はクラウドソーシングを活用して、自分のやるべきことに集中しながら、仕事の幅と質を広げる方法をお話しします。
このエピソードを聞くことで、「自分にしかできない仕事」と「任せられる仕事」を見極め、限られた時間を最大限に活かす方法が分かるはずです。
それでは、具体的な内容に入っていきましょう。
クラウドソーシングが仕事を変える理由
まず、「クラウドソーシングが仕事を変える理由」についてお話しします。
クラウドソーシングっていうのは、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事を発注できるサービスのことです。
有名どころで言うと、ランサーズ、クラウドワークス、Coconalaなどが日本の主要サービスですね。
1.自分のやるべき業務に集中できる
クラウドソーシングを活用する最大のメリットは「自分の時間を創出できる」ことです。
例えば、動画編集に5時間かかるとして、それを外注することで、その5時間を別の創造的な仕事や戦略的な思考に使えるようになります。
僕の場合、Udemyの講座用の動画編集を外注したことで、1講座あたりの制作時間が半分以下になりました。
その結果、短い時間でより多くの講座をリリースできるようにもなりましたし、別の活動に余裕を持って時間を割けるようになりました。
2.自分にない専門性やスキルを活用できる
もう一つのメリットは「自分にはない専門スキルを活用できる」ことです。
動画編集一つとっても、プロの編集者は洗練されたテロップやエフェクトを入れてくれますし、音声の調整も上手です。
他にもWEBサイト制作とか、サムネイル作成だけとか、文字起こししてブログ投稿するとか、色んなジャンルで仕事を依頼できます。
3.小さなチーム作りから始められる
クラウドソーシングは「小さく始めて徐々に拡大できる」点も魅力です。
依頼する内容にもよりますけど、数千円の小さな仕事から始めることができます。
ワーカーさんと関係性が出来てくると業務もどんどんスムーズになっていきますし、そうやって徐々に拡大していくことができます。
外注すべき業務の見極め方
次に、「外注すべき業務と自分が担うべき業務の見極め方」についてお話しします。
これは本当に重要なポイントです。
何でもかんでも外注すれば良いわけではないからです。
僕がいつも使っている判断基準は、「自分にしか出来ないこと」なのか「誰でもできることなのか」の比較です。
1.ビジネスの根幹に関わる部分
「戦略的判断を必要とする業務」については自分でやった方が良いです。
例えば、どんな講座を作るか、どんなコンテンツを発信するかという判断は、ビジネスの根幹に関わるので自分で行うべきです。
商品の企画とかプロモーションは絶対に自分でやるべき領域ですけど、その中身のデザインとか動画編集とか、会員サイト作りみたいなものは任せても良いなって領域です。
僕は教える立場でもあるので、ある程度のことは自分で全て出来るようにしようと心掛けているんですけど、その上で今はやらなくて良いなって領域は依頼したりしています。
2.時間はかかるけど創造性がそこまで必要ではない業務
そして「時間はかかるけど、創造性をそれほど必要としない業務」も外注に向いています。
例えば、動画の書き起こしや字幕作成、基本的な編集作業などは、時間はかかるけれど高度な判断はそれほど必要ないので、外注しやすい業務です。
そういった業務を外注することで、僕自身は「コンテンツの企画」「コンテンツの収録」「マーケティング戦略」といった、より価値の高い業務に集中できるようになりました。
優秀なフリーランサーを募集するためのコツ
じゃあどうやって「優秀なフリーランサーの見つけるのか」も重要な要素です。
プロフィールとか実績を見るのはもちろんなんですけど、僕がいつも行うのは「小さなテスト案件」からスタートする方法です。
例えば、10時間の講座動画の編集を依頼する前に、まずは30分程度の短い動画の編集を依頼します。
そこで対応の早さ、コミュニケーションの質、成果物のクオリティをチェックして、良ければ本格的な依頼に進むというステップを踏みます。
そして「長期的な関係構築」も非常に大切です。
優秀なフリーランサーが見つかったら、継続的に仕事を依頼することで、お互いの理解が深まり、指示の手間も減っていきます。
僕はWEBサイト関係で困った時にはなんでも解決してくれる方がいて、その方とはかれこれ5年以上はお付き合いさせていただいてます。
相手も僕のスタイルや好みを理解してくれているので、高品質な成果物を効率的に作ってもらえるようになっています。
クラウドソーシングを成功させるコツ
最後に、「クラウドソーシングを成功させるための3つの秘訣」をお伝えします。
1.コミュニケーションが全て
1つ目は「コミュニケーションを大切にする」ことです。
外注は「雑用の処理」ではなく「チーム」だという意識が大切です。
例えば、動画編集を依頼する際も、「こんな感じで編集してください」と投げるだけでなく、「ここはこういう意図があるので、この部分を強調してほしい」というように、目的や意図を共有することで、より良い成果物ができます。
また、納品物に満足したら、具体的にどこが良かったかをフィードバックすることも重要です。
そうやって関係性も構築していったり、自分のスタイルとか好みを共有することができます。
2.依頼は具体的にして伝える
2つ目は「とにかく具体的に依頼する」ことです。
成果物のクオリティっていうのは、自分がどれだけイメージを言語化してワーカーさんに伝えることができるかにかかってるんですよ。
変なものが出来上がったのなら自分のせい、ってくらいのマインドで依頼した方が良いです。
最近だとAIに要件を整理してもらって渡すとか、そうやって詳細な意図を伝えてあげるとワーカーさんも仕事しやすいですし、迅速にクオリティの高い成果物が仕上がると思います。
3.タスクを細分化して得意な人へ依頼する
3つ目は「仕事の切り出し方を工夫する」ことです。
例えば、動画編集というタスクを一つとっても、
- 素材の整理
- ざっくりとしたカット作業
- テロップ入れ
- 音声調整
- エフェクト追加
- 最終チェック
といった工程に分解できます。
僕はここまで複雑な編集を求めてはないので基本的に1人の方に依頼しますけど、YouTubeを専業でやってるレベルの方とかだったらこういう組織でやってるんじゃないかなと思います。
これはあなたのビジネスのスタイル、タスクのボリューム感とかに合わせて最適化してみてください。
本日のまとめ
今日は「クラウドソーシングで仕事を10倍スケールさせる方法」について話してきました。
ポイントをおさらいすると:
- クラウドソーシングは自分の時間を創出し、専門スキルを活用できる
- 「自分にしかできない業務」と「任せられる業務」を見極めることが重要
- 明確な依頼文と丁寧なコミュニケーションが成功の鍵
- 小さく始めて徐々に関係と業務範囲を拡大していく
明日から試してほしいのは、あなたの業務を書き出して「自分にしかできないこと」と「誰かに任せられること」に分類してみることです。
あ、ぜひNotionに書き出してみてくださいね。
そして、任せられる業務の中から一つ選んで、数千円くらいの予算からでもいいので、クラウドソーシングに出してみてください。
この小さな一歩が、あなたの仕事のやり方を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
来週は「1週間で1ヶ月分の仕事を片付ける時間バッチ処理術」というテーマでお話しします。
限られた時間を最大限に活用するための時間管理術の極意をお届けする予定です。
本日も最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
それでは、また!