Udemy講師は副業でもできる?会社員が週末だけで始める方法

「Udemy講師に興味があるけど、本業があるから無理だろう」

もしあなたがそう思っているなら、少し立ち止まって聞いてほしいことがあります。結論から言うと、Udemy講師は副業にとても向いています。 むしろ、本業を辞めずに始められるからこそ、リスクなく挑戦できるのです。

僕はUdemyではベストセラー講座を複数公開し、Udemy Businessにも選出されています。10年以上オンラインビジネスに関わってきましたが、副業で大きな副収入を得ている人も多く見てきました。

ある意味、本業の収入という安全網があるからこそ、焦らずに自分のペースでコンテンツを作り、失敗しても学びに変えることができる側面もあると思います。

この記事では、会社員がUdemy講師を副業として始めるための現実的な方法、注意すべきポイント、そして収入の実態までを正直にお話しします。

目次

なぜUdemy講師は副業に向いているのか

世の中にはたくさんの副業がありますが、Udemy講師は副業としての条件が揃っている数少ない選択肢だと僕は考えています。その理由を5つお伝えします。

ストック型の収入になる

Udemy講師の最大の魅力は、一度コースを作れば、その後は継続的に売上が発生する「ストック型収入」であるという点です。

労働時間をそのまま対価に変える時給型の副業とは根本的に仕組みが違います。たとえばクラウドソーシングで記事を書く副業は、書いた分だけ報酬が入りますが、書かなくなったら収入はゼロです。一方、Udemyのコースは公開した後も、あなたが寝ている間に誰かが購入してくれる可能性があります。

もちろん「一度作ったら永遠に何もしなくていい」というわけではありません。コースの更新やQ&A対応は必要です。ただ、制作時の作業量と比べれば、運用の手間はずっと少ないのが現実です。

初期投資がほぼゼロ

Udemy講師を始めるのに大きな資金は必要ありません。パソコンとマイクがあれば始められます。

マイクも10,000円程度のUSBマイクで十分です。録画ソフトはOBS Studioなど無料のものがありますし、Udemyへのコース公開自体も無料です。

物販のように在庫を抱えるリスクもなければ、店舗を借りる必要もありません。副業として始める際のハードルが極めて低いのです。

完全に自分のペースで進められる

納期やクライアントの都合に振り回されないのも、副業として大きなメリットです。

コースの企画、撮影、編集、公開まですべてのスケジュールを自分で決められます。

今週は本業が忙しくて手をつけられなかった。それでも何の問題もありません。来週まとめて進めればいい。このペース配分の自由さは、本業を持つ人にとって精神的な安心感につながります。

顔出しなしでもできる

「副業がバレたくない」という方にとって、顔出しの要不要は重要な問題です。

安心してください。Udemyでは顔出しなしのコースが非常にたくさんあります。

画面を録画しながら音声で解説する「スクリーンキャスト形式」や、スライドに音声を乗せる形式であれば、顔を出す必要はまったくありません。IT系やビジネス系のカテゴリでは、むしろこの形式が主流です。

Udemyが集客してくれる

自分でゼロから集客しなくていいのも大きな強みです。

Udemyはすでに世界中に数千万人の受講生を抱えるプラットフォームです。コースを公開すれば、Udemyの検索エンジンやセール施策を通じて受講生に見つけてもらえる仕組みがあります。

副業の時間をすべてコース制作に充てられるのは、集客をプラットフォームに任せられるからこそです。ブログやSNSでゼロから集客する必要がないので、限られた時間を最も価値のある作業に集中できます。

会社員が週末だけで初コースを完成させるスケジュール

「副業に向いているのは分かった。でも具体的にどれくらい時間がかかるのか」

ここが最も気になるところだと思います。結論から言うと、平日夜に1時間、週末に3〜4時間を確保できれば、約2~3ヶ月で最初のコースを完成・公開できます。

以下は、僕がコース制作の指導をする際に使っている現実的なスケジュールです。

Week 1〜2:テーマ選び・市場リサーチ

最初の1~2週間は、何を教えるかを決める期間です。自分の知識やスキルの棚卸しをして、Udemyのマーケットプレイスで需要を確認します。

平日夜の時間を使ってUdemyで競合コースを調べ、週末にテーマを1つに絞り込む。この段階では手を動かすよりも「考える時間」が中心なので、通勤中にスマホで競合コースをチェックするといった隙間時間の活用も有効です。

Week 3〜4:カリキュラム設計

テーマが決まったら、コースの構成を設計します。「受講生がコースを終えたときにどうなれるか」をゴールとして設定し、そこから逆算してセクションとレクチャーを組み立てます。

この作業は、平日夜にアウトラインを少しずつ書き進め、週末にまとめて整理する流れがスムーズです。各レクチャーで話す内容の箇条書きメモまで作っておくと、撮影の段階で迷いがなくなります。

Week 5〜8:撮影

カリキュラムが固まったら、撮影に入ります。ここが最も時間がかかるフェーズです。

週末に3〜4時間を撮影に充てると、1日でレクチャー3〜5本は収録できます。4週間の週末(計8日間)で20〜30本のレクチャーが撮影できる計算です。これだけあれば、2〜3時間のコースが十分に作れます。

平日夜は翌週末に撮影するレクチャーの準備(スライド作成や話す内容の整理)に使います。週末に「今日は何を撮ろう」と考えるところから始めると効率が落ちるので、準備と撮影を明確に分けるのがコツです。

Week 9〜10:編集

撮影した動画の編集です。Udemyのコースに凝った編集は必要ありません。やるべきことは基本的に3つだけ。不要な沈黙や言い直しのカット、音声のノイズ除去、音量の均一化です。

1本あたりの編集時間は、収録時間の1〜2倍が目安です。10分のレクチャーなら10〜20分で編集が完了します。週末にまとめて10本ずつ編集すれば、2週間で全レクチャーの編集が終わります。

外注化すればあなたが本業に取り組んでいる間にも進められますし、この工程はスキップも可能なフェーズです。

Week 11〜12:アップロード・公開準備・審査提出

最後の2週間で、Udemyにコースをアップロードし、必要な情報(コース概要、対象受講生、コース画像など)を設定して、審査に提出します。

動画のアップロード自体は、回線速度にもよりますが数時間で完了します。それよりも時間がかかるのは、コースのタイトルや概要文を練る作業です。ここは受講生が「買うか買わないか」を判断する重要な要素なので、丁寧に取り組んでください。

審査は通常2営業日程度。フィードバックがあれば修正して再提出します。

Udemyコースのアップロード手順

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会社員がUdemy副業をする際の注意点

副業としてUdemy講師を始めるなら、避けて通れない現実的な問題がいくつかあります。ここは曖昧にせず、しっかり押さえておきましょう。

就業規則の確認は必須

まず最初にやるべきは、お勤め先の就業規則を確認することです。

「副業禁止」と明記されている会社もあれば、「届出制」で申請すれば副業が認められる会社もあると思います。最近は副業を認める企業は増えてきていると思いますが、すべての会社がそうとは限りません。

僕がどうこうできる話でもないので、ご自身でお勤め先の規則を確認してみてください。

確定申告のライン:年20万円超

会社員が副業で得た所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。ここでいう「所得」は、売上(Udemyからの入金額)から経費を引いた金額です。マイクや参考書籍の購入費、ソフトウェアの利用料などは経費にできます。

20万円以下であれば確定申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要になる点は見落としがちなので注意してください。税務面で不安がある方は、一度税理士に相談しておくと安心です。

ベストセラーコースが1本でもできれば、年間20万は超えるくらいの売上になります。

会社バレを防ぐ3つの対策

「副業していることを会社に知られたくない」という方も多いでしょう。完全にリスクをゼロにはできませんが、以下の対策でかなりの程度まで防げます。

対策①:顔出しなしでコースを作る

スクリーンキャスト形式やスライド形式であれば、コースに顔は映りません。会社の同僚がたまたまUdemyであなたのコースを見つけても、顔が出ていなければ本人だと特定されにくいです。

対策②:ペンネーム(ビジネスネーム)を使う

Udemyの講師名は本名である必要はありません。ビジネスネームで活動することで、名前からの特定を避けられます。ただし、支払い情報やW-8BEN(税務書類)には本名が必要です。あくまでUdemy上の表示名をビジネスネームにするという話です。

対策③:住民税を「普通徴収」にする

副業収入があると住民税の金額が変わります。会社が天引き(特別徴収)している場合、住民税の増加から「他に収入があるのでは?」と気づかれる可能性があります。

これを防ぐには、確定申告時に住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」に選択してください。副業分の住民税が会社経由ではなく自分宛てに届くようになります。

最近はそういう方も多いので、インターネット上に具体的な手続きとかを公開してる方もいらっしゃいます。

本業の機密情報には絶対に触れない

これは当然のことですが、念のため明記しておきます。本業で知り得た機密情報、社内のノウハウ、顧客情報などをUdemyのコースで使うことは絶対にやめてください。就業規則以前に、法的な問題に発展する可能性があります。

コースで教える内容は、あくまで一般的に公開されている知識や、あなた個人の経験・スキルに基づくものにしてください。

パソコンも会社から支給されたものではなく、ご自身のプライベート用のものを使いましょう。

Udemy副業の収入はどれくらいが現実的か

ここは期待値を正しく持っていただきたいので、正直にお伝えします。

最初は月数千円から

最初のコースを公開してすぐに大きな収入が得られるケースは稀です。最初の数ヶ月は月に数千円という方がほとんどです。レビューが少ない時期はコースが購入されにくいため、まずは無料クーポンを活用して初期レビューを集めることが重要になります。

「え、それだけ?」と思われるかもしれません。

でも、思い出してください。これはストック型の収入です。その数千円は、あなたが何もしなくても翌月も入ってくる可能性がある。時間が経ち、レビューが増え、Udemyの検索順位が上がるにつれて、徐々に金額は伸びていきます。

コース2〜3本で月数万円の世界へ

1本目のコースで月数千円だとしても、2本目、3本目とコースを増やしていくと、合計で月数万円のラインが見えてきます。関連するテーマで複数のコースを出すと、1つのコースの受講生が他のコースも購入してくれる「クロスセル」が自然に発生するためです。

副業として月3万円〜5万円のストック収入があると、生活にかなりの余裕が生まれるんじゃないでしょうか。年間にすれば36万円〜60万円。これは決して小さな金額ではありません。

「不労所得」ではなく「ストック型副収入」

ここで一つ、大切な認識合わせをさせてください。

Udemyの収入は「不労所得」として語られることがありますが、正確には違います。

コースを公開した後も、受講生のQ&Aに回答したり、内容が古くなった部分を更新したり、プロモーション活動をしたりする必要はあります。完全に何もしなければ売上は落ちていってしまいます。

ただし、その作業量はコース制作時と比べれば大幅に少ないのは事実です。だから僕は「不労所得」ではなく「ストック型副収入」と呼ぶようにしています。

労働の対価ではなく、過去に作ったコンテンツが働き続けてくれる。そういう性質の収入です。

副業Udemy講師のよくある疑問

ここまで読んで出てきそうな疑問に、まとめてお答えしておきます。

平日の通勤時間を活用できますか?

はい。テーマの市場リサーチ、競合コースの確認、カリキュラムの構成を考える作業は、スマホでもできます。撮影と編集はPCが必要ですが、それ以外の工程は意外と隙間時間で進められます。

家族との時間を犠牲にしませんか?

これは優先順位の問題です。僕がおすすめしているのは「平日夜1時間+週末3〜4時間」というペースですが、無理に毎日やる必要はありません。週末だけに集中するスタイルでも、4ヶ月あれば初コースは完成します。大切なのは、自分と家族にとって無理のないペースを見つけることです。

本業で疲れてコース制作のモチベーションが続きません

正直に言うと、これが副業でコースを作る際の最大の課題です。対策としては「小さく区切る」ことが有効です。「今日は1レクチャーだけ撮る」「今日はスライド5枚だけ作る」と、ハードルを下げることで着手しやすくなります。完璧を目指さず、まず手を動かすこと。そうすると不思議と作業に乗ってきます。

確定申告は面倒ですか?

Udemyは月1の支払いで、売上も経費もシンプルなので、freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトを使えば、誰でもできるレベルです。Udemyからの入金明細をそのまま記録し、経費のレシートを取っておく。この2つを習慣にしておけば、確定申告の時期に慌てることはないでしょう。

まとめ:本業を辞めなくても、Udemy講師は始められる

この記事のポイントを整理します。

Udemy講師が副業に向いている理由は、ストック型収入であること、初期投資がほぼゼロであること、自分のペースで進められること、顔出し不要であること、そしてUdemyが集客を担ってくれることです。

現実的なスケジュールとしては、平日夜1時間と週末3〜4時間を確保すれば、約3ヶ月で初コースを公開できます。

会社員としての注意点は、就業規則の確認、年20万円超での確定申告、会社バレ対策(顔出しなし・ペンネーム・住民税普通徴収)、そして機密情報に触れないことです。

収入の期待値は、最初は月数千円からスタートし、コースを2〜3本に増やすことで月数万円のラインが見えてきます。

僕自身は最初から本業としてスタートしていますが、副業で実践して十分な副収入を得てる人たちも多くみています。むしろ本業の収入がある状態だからこそ、長期的な視点でコンテンツを育てることができている人もいると思います。

あなたも、まずは今の環境を活かしながら、一歩目を踏み出してみてください。

次のステップ

Udemy講師を副業として始める全体像が見えたら、次は具体的なアクションに移りましょう。まずはコースのテーマ選びから始めるのがおすすめです。

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