「Udemyにコースを公開したのに、全然売れない」
僕のところに来る相談の中で、これは圧倒的に多い悩みです。
コースを公開しただけでは、残念ながら売上は思うように伸びません。
Udemyのマーケットプレイスには何万ものコースがあり、ただ置いておくだけでは埋もれてしまいます。
でも、安心してください。Udemyには講師が自ら売上を伸ばすための仕組みがしっかり用意されています。
プロモーションリンクとクーポンです。僕自身、この2つを戦略的に使ったことで、1つの講座から累計150万円以上の利益を出すことができました。初めてのコースが売れた金額は165ドルでしたが、そこからプロモーション活動を地道に続けた結果です。
この記事では、Udemyの収益構造の基本から、具体的なクーポンの使い方、レビュー獲得戦略まで、僕が実践してきた方法をすべてお伝えします。
Udemyの収益構造を理解する — 3つの販売経路
プロモーションの話をする前に、まずUdemyの収益構造を理解しておく必要があります。
Udemyには大きく分けて3つの販売経路があり、それぞれ講師の取り分が異なります。
1つ目は講師プロモーション経由の販売で、取り分は売上の97%です。
自分のプロモーションリンクやクーポン経由で受講生が購入した場合、講師にはほぼ全額が入ります。これが最も利益率の高い経路です。
2つ目はUdemyのオーガニック経由の販売で、取り分は37%です。
Udemy内の検索結果やカテゴリページからの自然流入がこれに該当します。Udemyが集客してくれる代わりに、プラットフォーム側の取り分が大きくなります。
3つ目はUdemy Business経由の販売で、これは別の計算方式になっています。
法人向けのサブスクリプションモデルのため、個別の売上ではなく視聴時間に基づいた分配です。

この3つの違いを理解すると、なぜ自分でプロモーション活動をする価値があるかが明確になります。
同じコースが売れても、経路によって手元に残る金額がまったく違うのです。
講師プロモーションリンクの使い方
講師プロモーションリンクは、Udemyの講師ダッシュボードから簡単に生成できます。
対象コースの「プロモーション」のタブを開くと、各コース専用のプロモーションリンクが用意されています。

このリンクには講師固有のトラッキングパラメータが含まれており、このリンク経由で購入された場合、自動的に97%の取り分が適用されます。
具体的な金額で見てみましょう。仮にコースが1,200円で売れた場合、講師プロモーション経由なら手元に約1,164円が残ります。一方、Udemyオーガニック経由だと約444円です。同じ1件の販売でも、700円以上の差が生まれます。10件、50件、100件と積み重なれば、この差は無視できません。
プロモーションリンクの活用場所として効果的なのは、まず自分のブログやWebサイトです。
コースの内容に関連する記事を書き、その中で自然にリンクを設置します。
次にSNSでの発信です。
XやInstagram、YouTubeなど、自分が普段使っているプラットフォームで紹介します。
そしてメルマガも非常に有効です。
メルマガ読者はすでにあなたに興味を持っている人たちなので、購入率が高い傾向があります。
大切なのは、リンクをただ貼るのではなく、「なぜこのコースが役に立つのか」を自分の言葉で伝えることです。
クーポンの種類と作成方法
Udemyのクーポン機能は、先ほどと同様にコースページの「プロモーション」のタブから利用できます。
クーポンには主に2つの種類があります。
無料クーポンは、コースを無料で受講できるようにするクーポンです。ただし月ごとに発行数の上限が設定されています。この上限は時期やコースによって変わることがあるので、ダッシュボードで最新の情報を確認してください。無料クーポンには有効期限があり、通常は数日間です。
割引クーポンは、コースを割引価格で提供するクーポンです。ただしUdemyには最低価格の制限があるため、極端な値引きはできません。割引率や価格を自分で設定できるので、キャンペーン内容に応じて柔軟に使えます。
初期レビューを集める戦略
コースを公開したばかりの段階で最も大切なのは、レビューを集めることです。
僕の経験上、最初の目標はレビュー5件です。レビューがゼロのコースと5件あるコースでは、購入率に明らかな差が出ます。受講を検討している人にとって、他の人の評価は最大の判断材料だからです。
ここで無料クーポンが大きな武器になります。まだレビューがないコースにお金を払ってもらうのはハードルが高い。だからこそ、最初は無料で受講してもらい、正直な感想をいただくのです。
配布先として効果的なのは、まず身近な知人や友人です。
あなたのコースの分野に興味がある人がいれば、声をかけてみましょう。
次にSNSのフォロワーです。
「コースを公開しました。最初の受講生として感想をいただける方に無料クーポンをお渡しします」と投稿するのは自然な方法です。メルマガ読者がいれば、そちらにも案内を送ります。
レビューをお願いする際のコツがあります。「高評価をつけてください」とは絶対に言わないことです。「正直な感想を聞かせてください」とお願いしてください。
無理に高評価を頼むのはUdemyの規約にも反しますし、何よりあなた自身の信頼を損ないます。
正直なフィードバックは、コースを改善するための貴重な情報源でもあります。
ちなみに無料クーポンでのレビューはアルゴリズムに影響しない説があるので、可能であれば最低価格で購入してレビューしてもらう方が効果的です。
Udemyのセールを味方につける
Udemyは年に数回、プラットフォーム全体で大規模なセールを実施します。
セール中はほとんどのコースが大幅に値下げされるため、受講者の購買意欲が一気に高まるタイミングです。
さらに毎月、いやほぼ毎週レベルでセールキャンペーンを行っています。
セール経由の販売はオーガニック扱いとなるため、取り分は37%になります。
「97%じゃないなら意味がないのでは」と思うかもしれませんが、セール中は購入数が平常時の何倍にも跳ね上がることがあります。1件あたりの利益は少なくても、まとまった数が売れるので結果的に大きな収益になるのです。
さらに重要なのは、セール中に増えた受講生からレビューが集まることです。
レビュー数が増えればコースの評価が安定し、その後のオーガニック検索での露出も向上します。
セールは短期的な売上だけでなく、中長期的なコースの成長エンジンでもあります。
自分のプロモーション活動との使い分けも意識しましょう。
セール期間中はUdemyが集客してくれるので、自分のプロモーション活動はセール期間外に集中させるのが効率的です。セールとセールの間の時期に安価なクーポンを発行できるのは講師の特権です。
ボーナスレクチャーの活用
Udemyには「ボーナスレクチャー」という仕組みがあり、コースの最後に特別なレクチャーを1つ設置できます。
これは受講者との関係を深め、次のアクションにつなげるための貴重な場所です。
ボーナスレクチャーでよく使われるのは、メルマガへの登録案内、他のコースへの誘導、そして関連する外部リソースへのリンクです。コースを最後まで受講した人は、あなたのコンテンツに高い満足度を持っている可能性が高いので、次のステップを提案するには最適なタイミングです。
ただし、ボーナスレクチャーにはルールがあります。かなり詳細にルールが決まっているので、Udemyの最新のガイドラインを必ず確認してから設置しましょう。ルールを守らないとコースの審査に影響する可能性があります。
僕自身はボーナスレクチャーを、受講者との長期的なつながりを作る場として活用しています。コースを買って終わりではなく、その先の学びにつなげていく導線を作ることで、リピーターになってくれる受講生が増えていきます。
プロモーション活動のタイムライン
最後に、コース公開前後のプロモーション活動を時系列で整理しておきます。
公開前は、SNSで予告を始めるタイミングです。
「こんなコースを作っています」という制作過程の発信は、完成品の告知よりもエンゲージメントが高くなることがあります。制作の裏側を見せることで、フォロワーに「完成したら受講してみたい」と思ってもらえます。
公開直後は、無料クーポンや格安クーポンを配布して初期レビューを集める最も重要な期間です。
ここでの行動が、その後のコースの成長を大きく左右します。知人、SNS、メルマガなど、使えるチャネルをすべて活用しましょう。
公開から1ヶ月後くらいからは、講師プロモーションリンクを中心とした本格的なプロモーションに切り替えます。
レビューが数件ついた状態なので、リンクを見た人が購入を決断しやすくなっています。
継続的に取り組むことは、コンテンツマーケティングです。
ブログ記事やYouTube動画など、コースのテーマに関連する有益な情報を発信し続けることで、検索経由の流入が積み重なっていきます。
まとめ
Udemyはオーガニック集客だけでもある程度の売上は見込めますが、さらに売上を伸ばすにはプロモーション活動が重要です。
講師プロモーション経由の97%という取り分は、自分で集客する講師への正当な報酬です。この仕組みを理解し、クーポンを戦略的に活用し、レビューを着実に積み上げていくことで、コースは確実に成長していきます。
最初は小さな数字からのスタートです。僕も初めての売上は165ドルでした。でも、正しい方法で地道にプロモーション活動を続ければ、1つの講座から150万円以上の利益を生み出すことも現実的な目標になります。
大切なのは、公開して終わりにしないこと。コースを育てていく意識を持つことです。今日からできることを1つずつ始めていきましょう。
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