Udemyの審査基準と通すコツ|初心者でも一発合格を目指す方法

「コースを作り終えて、いざ提出。でも審査で落ちたらどうしよう……」

初めてUdemyにコースを公開するとき、このまま審査に提出して良いか不安で提出ボタンを押す手が止まる方は多いです。

僕はこれまでUdemyでベストセラーコースを複数公開し、Udemy Businessにも選出されています。10年以上オンラインビジネスに携わってきた中で、自分のコースはもちろん、コンサルティングを通じて複数のコース審査提出にも関わってきました。

結論から言うと、Udemyの審査はポイントさえ押さえておけばほとんどの場合すぐに通過できます。

この記事では、審査基準の具体的な内容と、一発合格するためのコツを実体験ベースでお伝えします。

まだコース制作の全体像を把握していない方は、先にUdemyコースの作り方 完全ロードマップを確認しておくと、審査を意識した制作ができるのでおすすめです。

目次

Udemyの審査とは?基本を理解する

Udemyでは、すべてのコースが公開前に品質審査を受けます。無料コースでも有料コースでも同じです。

審査の目的は、プラットフォーム全体の学習体験の質を維持すること。
受講生が「Udemyで学べば大丈夫だ」と安心して購入できる環境を守るために、最低限の品質基準を設けています。

審査にかかる期間は、通常2営業日ほどです。

僕の経験では、早ければ数時間でコース公開される時もありますし、内容によっては3日かかることもあります。
提出は平日の早い時間帯に行うと、比較的スムーズに進む印象があります。

審査の結果は「承認」か「フィードバック付きの差し戻し」のどちらかです。

差し戻しの場合は、具体的に何を修正すれば良いか明確に教えてもらえるので、対応してから再提出すれば問題ありません。

Udemyの品質審査で見られる5つのポイント

Udemyの審査基準を具体的に見ていきましょう。チェックされるポイントは大きく5つあります。

①音声品質(最重要)

審査で最も厳しくチェックされるのが音声です。

僕が最初のコースを提出したとき、映像の見た目ばかり気にしていたのですが、実際に重要なのは音声だと後から気づきました。

具体的な基準は以下のとおりです。

  • バックグラウンドノイズがないこと:過剰な雑音があるとフィードバックで戻されます
  • 音量が適切であること:小さすぎて聞き取れない、または大きすぎて音割れしているのはNGです
  • 声が明瞭に聞こえること:エコーやこもりがなく、はっきりと言葉が聞き取れる状態が求められます

音声品質を確保するために、マイク選びと録音環境の整備は必ず事前にやっておきましょう。

マイクの選び方や録音環境の作り方は、機材まとめで詳しく解説しています。

②映像品質

映像面では、以下の点が確認されます。

  • 解像度は1080p(1920×1080)以上を推奨:720pでも審査は通りますが、1080pで提出するのが標準です
  • 画面比率を推奨サイズにしておく:画面比率を間違えて編集すると全てやり直しになってしまうので要チェックです
  • テキストが読みやすいこと:スライドやコード画面の文字が小さすぎると指摘されます。スマホで視聴する受講生も多いので、フォントサイズは大きめに設定してください
  • 手ブレや極端なピンボケがないこと:カメラ撮影の場合は三脚を使いましょう

スクリーンキャスト形式であれば映像品質は安定しやすいので、初心者の方にはおすすめです。

映像の書き出し設定や編集の基本は、動画編集の基本を参考にしてください。

③コース構成

コースの構成には最低要件があります。

  • 総再生時間が30分以上であること
  • レクチャーが5本以上あること
  • セクション分けが適切であること

ただしこれは最小限の構成です。総再生時間は2時間以上、複数のセクションと複数のレクチャーは用意しましょう。

1本のレクチャーは5〜15分を目安にして、短すぎず長すぎないテンポの良い学習体験を意識すると良いです。

カリキュラムの組み立て方については、カリキュラム設計で体系的にまとめています。

④コース紹介文

受講生が購入を判断するコース紹介文も審査対象です。

  • タイトル:コースの内容がわかる具体的なタイトルになっているか。「すごい講座」のような曖昧なタイトルはNGです
  • 説明文:「誰に向けたコースか」「何を学べるか」「受講後にどうなるか」が明記されているか
  • サムネイル画像:750x422px以上で、コースに関連のある画像か。テキストを入れるのはNGです
  • 対象受講生と前提知識:適切に記載されているか

コース紹介文は審査だけでなく、売上にも直結する部分です。手を抜かずに作り込みましょう。

⑤著作権・規約遵守

意外と見落とされがちですが、審査で差し戻される原因として多いのが著作権関連です。

  • 第三者のコンテンツを無断で使用していないか:他人のスライド、記事、画像、コードなどをそのまま使うのはNGです
  • BGMや効果音のライセンス:基本的にBGMも効果音も不要ですが、著作権フリーの素材を使っているか確認してください。
  • Udemyの規約に違反していないか:外部サイトへの過度な誘導、アフィリエイトリンクの埋め込みなどは規約違反となります

使用する素材のライセンスは必ず事前に確認してください。

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審査に落ちやすい3つのパターンと対策

僕がこれまで見てきた中で、審査に落ちるケースには明確なパターンがあります。
事前に知っておけば避けられるものばかりです。

パターン1:音声にバックグラウンドノイズが入っている

最も多い差し戻し理由がこれです。
自分では気にならないレベルのノイズでも、審査では指摘されることがあります。

対策:

  • 録音前にエアコン・扇風機・換気扇をすべてオフにする
  • マイクと口の距離を15〜20cmに保つ(近すぎると息遣いが入り、遠すぎると環境音を拾う)
  • 録音した音声をヘッドフォンで確認する。スピーカーではノイズに気づきにくい
  • どうしてもノイズが残る場合は、編集ソフトのノイズ除去機能を使う

僕は今でも収録前に30秒ほどの無音テスト録音をして、ノイズの有無を確認してから本番に入るようにしています。
この習慣だけで差し戻しリスクは大幅に下がります。

パターン2:レクチャーが短すぎる・構成が雑

1〜2分のレクチャーが大量にあるだけで、体系的な学習フローになっていないケース。
審査員も受講生の立場で確認するので、「これで学べるのか?」と疑問を持たれると差し戻しの対象になります。

対策:

  • 各レクチャーは最低でも3分以上を目安にする
  • セクションごとに「このセクションで学ぶこと」を冒頭で示す
  • イントロダクションとまとめのレクチャーを入れて、コース全体の流れを明確にする
  • レクチャーの内容を細切れにしすぎないようにする

パターン3:コース説明文が不十分

タイトルだけ考えて、説明文を数行で済ませてしまう方がいます。
受講生にとっては説明文が購入判断の材料になりますし、審査でも重視されるポイントです。

対策:

  • 「対象受講生」「学べる内容」「前提知識」「コース修了後の姿」の4点を必ず含める
  • 箇条書きを活用して読みやすくする
  • 具体的に書く。「いろいろ学べます」ではなく「Pythonの基本構文からデータ分析手法までを実践形式で学びます」のように

一発合格するための事前チェックリスト

提出ボタンを押す前に、以下の項目をひとつずつ確認してください。
僕はこのリストを作ってから、コンサル生の一発合格率が格段に上がりました。

音声チェック:

  • ヘッドフォンで全レクチャーの音声を通しで確認した
  • バックグラウンドノイズが入っていない
  • 音量が安定している(レクチャーごとに差がない)
  • 声が明瞭に聞こえる(エコーやこもりがない)

映像チェック:

  • 解像度が1080p以上である
  • 画面の比率がUdemyに最適化されている
  • スライドやコードのテキストが読みやすい
  • スマホの画面サイズでも文字が判読できる

構成チェック:

  • 総再生時間が30分以上ある(推奨は2時間以上)
  • レクチャーが5本以上ある(推奨は20レクチャー以上)
  • セクション分けが適切で、学習の流れがわかる
  • 極端に短い(2分未満)レクチャーがない

ランディングページチェック:

  • タイトルが具体的でわかりやすい
  • 説明文に「対象」「学べること」「前提知識」「受講後の姿」が含まれている
  • サムネイルが750x422px以上。コースに関連のある画像で、テキストが含まれていない。
  • 想定する学習者の欄が記入されている

著作権チェック:

  • 使用した画像・音楽・素材のライセンスを確認した
  • 第三者のコンテンツを無断で使用していない
  • Udemy規約に違反する外部リンクがない

チェックリストをクリアしたら、Udemyコースのアップロード手順に沿って公開申請に進みましょう。

審査に落ちても大丈夫

万が一、審査に落ちても心配はいりません。僕自身も審査の再提出を求められたことはあります。

再提出の流れはシンプルです。

  1. フィードバックを確認する:Udemyから届くメールに、具体的な修正箇所と理由が書かれています
  2. 指摘された箇所を修正する:該当のレクチャーを再録画・再編集してアップロードし直す
  3. 再提出する:修正が完了したら、同じ画面から再度審査を申請します

再審査も通常2営業日ほどで結果が届きます。フィードバックに対して的確に対応すれば、まず通ります。

大事なのは、「審査に落ちた=自分の能力が否定された」と思わないことです。

審査はあくまで技術的な品質チェックであり、あなたのコンテンツの価値とは別の話です。
指摘事項を淡々と修正すれば、必ず公開できます。

よくある質問

審査にかかる期間はどのくらいですか?

通常2営業日ほどです。ただし新講師の初回提出や、コース内容によっては早くなったり遅くなったりします。土日祝日を挟むとさらに延びるので、余裕を持ったスケジュールで提出しましょう。

無料コースでも審査はありますか?

はい、あります。無料コースでも有料コースでも、同じ品質基準で審査が行われます。「無料だから基準が甘い」ということはありません。

審査に落ちる回数に制限はありますか?

回数制限はありません。何度でも修正して再提出できます。Udemyのサポートは講師の活動に対してポジティブにアドバイスをくれるので、分からないことがあれば聞いてみましょう。

審査中にコースの内容を編集できますか?

審査中は基本的に編集しないことをおすすめします。審査中に変更を加えると、審査プロセスがリセットされて、結果が出るまでの期間が延びる場合があります。修正が必要な場合は、審査結果を待ってから行いましょう。

Udemyの講師活動全般について知りたい方は、Udemy講師の始め方ガイドもあわせて読んでみてください。

まとめ

Udemyの審査基準は、要点を整理してしまえば決して難しいものではありません。

特に重要なのは以下の3点です。

  1. 音声品質を最優先で整える:ノイズのないクリアな音声が最大のポイント
  2. コース構成を体系的に作る:30分以上・5レクチャー以上の要件を満たしつつ、学習フローを意識する
  3. ランディングページを丁寧に書く:説明文は手を抜かず、受講生の視点で作り込む

この記事のチェックリストを使って事前確認をしておけば、一発合格の確率は大幅に上がります。

完璧を目指しすぎて提出を先延ばしにするのが、実は一番もったいないです。

基準を満たしたら、まず提出してみてください。仮に差し戻されても修正すればいいだけです。

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