「Udemyにコースを公開すれば、あとは勝手に売れるんでしょ?」
そう思っている方、少なくないと思います。
実際、Udemyのマーケットプレイスには膨大な数の受講生がいて、コースを公開すれば一定の流入は期待できます。
でも、そこには何万ものコースがひしめいているのも事実。
ただ置いておくだけでは、数千の競合に埋もれてしまうのが現実です。
僕はUdemyでベストセラー講座を複数公開し、Udemy Businessにも選出されています。
10年以上オンラインビジネスに取り組んできた中で確信していることがあります。
それは、Udemyの外部から自分で集客する仕組みを持っている講師は、圧倒的に強いということです。
その理由はシンプルです。講師プロモーションリンク経由の販売は、取り分が97%。Udemyのオーガニック経由だと37%しか入りません。同じ1本のコースが売れても、自分で集客した場合は手元に残る金額が2.6倍になるのです。
僕自身はブログ、note、そしてメルマガを外部集客の柱にしています。
この記事では、それぞれのチャネルの具体的な活用法と、SNS(X)を使った告知方法もあわせて解説します。
なぜ外部集客が重要なのか
外部集客の重要性を、3つの観点からお伝えします。
収益構造が根本的に変わる
繰り返しになりますが、37%と97%の差は本当に大きいです。
具体的な数字で見てみましょう。
コースが1,200円で売れた場合、Udemyオーガニック経由なら手元に約444円。
講師プロモーションリンク経由なら約1,164円です。
1件あたり約700円の差。月50件売れるなら年間で42万円もの差が生まれます。
自分で集客チャネルを持つかどうかで、講師としての動き方や収入が変わります。
収入のコントロール権を持てる
Udemyのマーケットプレイスだけに頼ると、収入はUdemyのアルゴリズム次第です。
検索順位が変われば売上が変動し、セールのタイミングに一喜一憂することになります。
一方、自分の集客チャネルを持っていれば、自分の意思で売上を動かせます。
新しい記事を書いてコースへ誘導する、メルマガで新コースの告知をする。
これらをすべて自分のタイミングで動かせるようになります。
プラットフォーム依存のリスクを分散できる
Udemyは素晴らしいプラットフォームですが、100%依存するのはリスクがあります。
規約の変更、手数料の改定、アルゴリズムの変動。これらは自分ではコントロールできません。
外部に集客の仕組みを持っておくことは、そのリスクへの備えにもなります。
なお、講師プロモーションリンクはUdemyの講師ダッシュボードから簡単に発行できます。
リンクにトラッキングパラメータが含まれており、経由して購入された場合は自動的に97%の取り分が適用されます。

ブログ・noteからの集客
僕が最も重視している外部集客チャネルがブログとnoteです。
どちらもコンテンツを通じて検索流入を獲得し、そこからUdemyコースへ誘導できるという共通点があります。
ブログ記事でUdemyコースへ誘導する
まさにこのサイト自体が、僕の実践例です。
やり方はシンプルです。
自分のコースに関連するテーマでブログ記事を書き、記事の中で自然にUdemyコースへのリンクを設置する。
たとえばオンラインコースの作り方について記事を書けば、「もっと体系的に学びたい方はUdemyの講座をどうぞ」という導線が自然に成立します。
もしくはアクセスのあるブログを育て、コンテンツ集のページを用意しておくだけでも十分です。
ブログ集客のポイントはSEO(検索エンジン最適化)です。
受講生が検索しそうなキーワードに対応した記事を書く。
検索からたどり着いた読者は、そのテーマに関心がある人たちなので、コースへの誘導率が高くなります。
特に狙い目はロングテールキーワードです。
「Udemy」のような大きなキーワードではなく、「Notion タスク管理 テンプレート」のように具体的なキーワードで記事を書く。競合が少なく、購買意欲の高い読者を集められます。
一度書いた記事が検索に乗れば、何ヶ月も継続的にアクセスを集めてくれます。
最近はAIが優秀すぎるので、サイト改善の提案を定期的にさせるだけでもブログの最適な育て方がわかると思います。
広告費ゼロで見込み客を集められるのが、ブログ集客の最大の強みです。
noteを活用する
noteは、日本のクリエイター向けプラットフォームとして非常に優秀です。
ブログと並行して活用する価値があります。
noteの強みは2つあります。
プラットフォーム自体に読者がいることと、Google検索にも強いことです。
自分のブログがまだ育っていない段階でも、noteなら記事を公開した直後からある程度の読者にリーチできます。
活用方法は様々ですが、noteではコンテンツの一部を提供し、Udemyコースを「本編」として誘導する。
noteの読者は学びに積極的な層が多いので、Udemyコースとの相性は抜群です。
ブログほど気合い入れなくても投稿しやすいのも個人的には気に入ってるポイントです。
ブログとnoteの使い分けとしては、ブログは自分のドメインに資産を蓄積する場所、noteは新しい読者層にリーチするための場所、と考えるのがいいでしょう。両方やる余裕がなければ、まずはどちらか1つから始めてください。

メルマガ(メールリスト)の活用
外部集客の中で、僕が最も大切にしているのがメルマガです。
僕はメルマガを活用したビジネスモデルを10年以上やってきています。
ブログやnoteは「待ち」の集客ですが、メルマガは「攻め」の集客。
自分のタイミングで、自分のメッセージを、関心のある読者に直接届けられます。
なぜメールリストが最強の資産なのか
SNSのフォロワーはプラットフォームの仕様変更でリーチが激減することがあります。
でも、メールアドレスは自分の資産です。
プラットフォームに依存しない、自分だけの読者リスト。
これがあれば、どんな変化にも対応できます。
メルマガの具体的な活用法
新コースの告知が最も分かりやすい使い方です。新しいコースを公開したら、メルマガで告知する。
すでにあなたに価値を感じている読者なので、購入率は他のチャネルより格段に高くなります。
限定クーポンの配布も効果的です。
メルマガ読者だけに特別な割引を提供することで、「登録していてよかった」という実感を持ってもらえます。
メルマガで繋がることは、読者との信頼関係を深めることにもつながります。
メールリストの構築方法
メルマガ読者は広告を回したりJVしない限り一気に集めることはできません。
でも、少しずつ着実に増やしていく方法はあります。
- Udemyのボーナスレクチャー: コースの最後に設置し、追加コンテンツや特典と引き換えにメルマガ登録を促す
- ブログからのオプトイン: 記事を読んだ読者に、関連する無料コンテンツをきっかけに登録してもらう
- noteからの誘導: note記事の末尾でメルマガ登録を案内する
僕にとってメルマガは、顧客と繋がる最もコアな部分です。
ブログやnoteで新しい読者に出会い、メルマガで関係を深め、コースの販売につなげる。
この流れが安定してくると、売上の見通しが立てやすくなります。
なお、メルマガを起点にしたより詳細なファネル構築やマネタイズの戦略については、別の記事で深掘りしていく予定です。
SNS(X)を使った告知
僕自身はSNSを外部集客のメインチャネルとして積極的に活用しているわけではありません。
ただ、X(旧Twitter)を使った告知は、特にコースの新規公開時やキャンペーン時には有効な手段です。
Xでの告知の基本
大切なのは、コースのリンクだけを投稿したり宣伝ばかりしないことです。
「新コース出ました!」と講師プロモーションリンクを貼るだけでは、フォロワーも反応しにくい。
効果的なのは、普段からコースのテーマに関連した有益な情報を発信し、フォロワーとの関係を築いておくことです。
「この人の発信は役に立つ」と思ってもらえていれば、コースの告知をしたときに自然と興味を持ってもらえます。
コースで教えている内容のうち1つのポイントだけを切り出してツイートし、「もっと詳しく知りたい方はプロフィールのリンクからどうぞ」と誘導する形であれば、宣伝臭さが抑えられます。
他のSNSプラットフォームについて
YouTube、Instagram、TikTokなども、コースのテーマによっては有効なチャネルになり得ます。
特にYouTubeはコースのプレビュー的な短い動画を投稿してUdemyへ誘導する、という活用法があります。
ただし、すべてのSNSを同時に運用するのは現実的ではありません。
自分が継続できるプラットフォームを1つ選び、そこに集中するのが鉄則です。
僕は基本的に作ったコンテンツが長期的な資産になるようなものだけ力を入れるようにしています。

外部集客を始めるための3ステップ
ここまで読んで「やることが多すぎる」と感じた方もいるかもしれません。
安心してください。一度に全部やる必要はありません。
以下の3ステップで、着実に進めていきましょう。
ステップ1:講師プロモーションリンクを発行する
まずはUdemyの講師ダッシュボードから、自分のコースのプロモーションリンクを発行してください。
コース画面から1分くらいで出来る作業です。
これがなければ、どのチャネルで集客しても97%の取り分は得られません。
ステップ2:まずは1つのチャネルに集中する
ブログ、note、X、すべてを同時に始めようとすると、どれも中途半端になります。
僕のおすすめは、ブログかnoteのどちらかから始めることです。
理由は、一度書いた記事が検索経由で長期間にわたってアクセスを集めてくれるからです。
SNSの投稿は流れてしまいますが、ブログ記事は蓄積される資産になります。
まずはコースに関連するテーマで記事を3本書いてみてください。
そこにプロモーションリンクを設置するだけで、外部集客の第一歩は完了です。
ステップ3:メールリストを少しずつ構築する
集客チャネルが1つ動き始めたら、次はメールリストの構築に着手しましょう。
最初は登録者が数人でも構いません。
ボーナスレクチャーにメルマガ登録への導線を設置し、ブログからもオプトインできるようにする。
小さく始めて、コツコツ積み上げれば大丈夫です。
大事なのは、完璧を目指さず、まず始めること。
1つのチャネルで小さな成功体験を積んでから、次のチャネルに広げていく。
この順番を守れば、外部集客は誰でも始められます。

よくある質問
- ブログやnoteを始めたいですが、何を書けばいいですか?
-
コースで教えている内容のうち、1つのトピックを取り出して記事にするのが最も簡単です。
たとえばChatGPTのコースを出しているなら「ChatGPTでXの投稿を自動作成する方法」のような記事を書き、末尾で「もっと体系的に学びたい方はこちら」とコースへ誘導する流れです。
- 外部集客をしたら、Udemyのオーガニック販売は減りますか?
-
いいえ、減りません。外部からの集客はUdemyのオーガニック販売とは別の経路です。
むしろ、外部から受講生が増えることでコースの実績(受講生数やレビュー)が向上し、Udemy内の検索順位が上がる可能性があります。外部集客とオーガニック集客は相乗効果を生む関係です。
- メルマガの配信ツールは何を使えばいいですか?
-
僕が長年使っているのはMyASPですが、最近はsysteme.ioも触っています。
他にもMailChimp、ConvertKitなど有名なサービスも色々あるので、自分が欲しい機能があるものを選んでみてください。最初はフリープランで読者を集めるだけでもOKです。
- SNSをやっていないのですが、外部集客はできますか?
-
はい、できます。僕自身、SNSをメインの集客チャネルにはしていません。
ブログとメルマガだけでも、外部集客の仕組みは十分に構築できます。SNSは「やったほうがいい」ものですが、「やらなければいけない」ものではありません。自分に合ったチャネルを選んでください。
まとめ:外部集客でUdemy講師としての収益を最大化しよう
この記事のポイントを整理します。
外部集客が重要な理由は、講師プロモーションリンク経由の販売は取り分97%になり、Udemyオーガニックの37%と比べて売り上げに大きな違いが出るからです。さらに、収入のコントロール権とリスク分散にもつながります。
ブログやnoteを育てておくことで、一度書いた記事が長期間にわたってアクセスを集めてくれるストック型の集客手段になります。SEOを意識した記事からUdemyコースへ自然に誘導するのもおすすめです。
メールマガジンを始めることによって、新コース告知やクーポン配布に効果的です。
ボーナスレクチャーやブログからこつこつ読者を集めてみましょう。
SNSは外部集客の中では最も即効性のある方法です。
普段から有益な情報を発信し、信頼関係を築いておくことが大事なので、コース公開後に焦って始める必要まではありません。
まず講師プロモーションリンクを発行し、ブログかnoteで記事を1本書くところから始めてみてください。
外部集客は1~2ヶ月で完成するものではありませんが、コツコツ積み上げれば必ず成果につながります。


まずはUdemyコースの販売を開始したい方へ
メルマガの購読特典として僕が実際に使っているコース制作の企画書テンプレートをお渡ししています。
他にも役立つ特典や情報を配信してますので、ぜひ無料で受け取ってください。



