”コンサルティング屋”の末路

こんにちは、滝沢直人です。

今日はですね、「”コンサルティング屋さん”にはなるな」っていう話をしていこうかなと思います。

で、これは特に個人でビジネスをしてる方とか、まだそこまで実績が上がってないって方に伝えたい内容になります。

コンサルティングサービスを提供することを否定する意味合いではないんですけど、機会とかタイミングを間違えると結構ビジネス生命に響きます。

これからスクールとかコンサルサービスを提供しようかなと思ってる方はぜひご覧ください。

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実績をすぐ売ろうとするな

僕は10年近くこのオンラインビジネス業界にいて色々な同業者を見てきたんですけど、だいたいコンサル屋になっちゃった人って長生きしないんですよ。

で、これどういうことかっていうと、例えばブログで10万円くらい稼げるような実績ができたとします。

その実績をもとにコンサルティングを始めるっていうケース、まぁ結構よくあるんですよ。

個別コンサルティングとなると、安くても年間で30万から50万くらいの価格を提示しても購入してもらえるわけですね。

そうすると自分のブログ収益は10万円なのに、コンサルティングが売れれば一気に50万円入ってくる、っていう状況になります。

もちろんこれで自分のブログを伸ばし続けて、収益を拡大し続けられれば別に問題ないんですけど、売上の効率的に考えたらコンサルティングをたくさん取るほうが早いですよね。

そうなると、ブログ収入10万円なのにコンサル収入で100万円稼げてしまうみたいなことが普通に起きます。

こうなってくると大体の人は自分がコツコツやってきたことを手放して、コンサル屋さんになっちゃうんですよ。

コンサルティングを売ることで売上を稼いで、肝心のプレイヤーとしての実績が横ばいになったりとか、まぁ良くても平行線になるって感じですね。

コンサルティングって自分の時間を切り売りする稼ぎ方なので、プレイヤーとしての動きも鈍るし、1人でビジネスをしてる場合は生産できるコンテンツ量も必然的に減りますよね。

こういうケースってXとかインスタグラム界隈にめっちゃいっぱいいるんですけど、もっと最悪なのがコンサルを売るためのコンサル屋さんになるみたいな感じですね。

自分がプレイヤーとしての実績がないから、コンサルでこれだけ売れましたー見たいな実績を掲げて、コンサルの売り方を教えるコンサル屋になるってことですね。


ビジネス初めて1〜2ヶ月の大学生っぽい子が、コンサル屋のいう通りに50万とかのコンサル売りつけてるみたいなのも見たことありますけど、これ購入したお客さんはどうなっちゃうんだろうって思いますよね。

これがコンサルの収益に依存にしてしまう危険性です。

提供する機会とタイミング

じゃあコンサルティングはサービスとして不適切なのかっていうと、別にそういうことではないんですね。

タイミングとか提供する機会をしっかりと考えて欲しいっていう意味です。

経営ノウハウを売る前に、まずは自分でしっかり経営してみろってことです。

まだ自分のビジネスに伸び代があるなーと思っているなら、もっとプレイヤーとしての実績を伸ばして行ったほうが良いし、コンサルティングの売り上げなんてなくても余裕で経営できてるっていう状況にしておいた方が良いです。

僕も個人とか法人とコンサルティング契約結ぶことあるんですけど、個人だと年間で50万以上、法人だと年間で240万円とか頂いてやってます。

そしてそれ以外の収益も育て続けてるんで、放ったらかしで安定経営できる状況です。

気持ち的に、必死でコンサル売らなきゃ、みたいにはならないんですよ。

むしろ自分の時間を減らす稼ぎ方なので、本当に限定的にしか提供しないようにしてます。


つまりコンサルティングの売り上げっていうのは、本業としてのビジネスありきだっていうことです。

むしろプレイヤーとしての実績にこだわって、ちゃんと育てれば育てるだけ、コンサルティングの価値も高く設定できます。

もし生活のためにコンサルを売らなきゃ!とか、ほんの少し実績が出たしコンサルでもやってみようかなって考えてる方は、タイミングを考えるきっかけになってくれれば良いなと思ってます。

ちょっと真面目な話というか、怖がらせるような話だったかもしれないですけど、長期的に見たらめちゃくちゃ大事なことなので、ぜひ頭の片隅にでも入れておいて頂ければなと思います。

では、本日も最後まで聴いて頂きありがとうございました。

それでは、また!

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