この記事はPodcastの書き起こしです
こんにちは、滝沢直人です。
先週は「最新AIアシスタントの活用術」というテーマでお話ししました。
さて、今週のテーマは「Notionで実現する第二の脳!情報管理を劇的に改善する方法」です。
「あのアイデア、どこかにメモしたはずなのに見つからない…」
「同じ情報を何度も探している気がする…」
「メモ帳、Evernote、スマホメモ、LINEのメモ…情報がバラバラになってる」
皆さん、こんな経験あると思います。
僕自身、以前はまさにこの状態でした。
情報が多すぎて必要な時に見つからない。せっかくのアイデアや知識が活かせない。
でも今は「第二の脳」とも呼ばれるNotionを活用することで、この問題をほぼ解決できています。今日はその方法をシェアしたいと思います。
このエピソードを聞くことで、あなたも情報を効率的に管理し、必要な時に素早く取り出せるようになるはずです。
あ、ちなみにNotionの使い方に関する講座をUdemyで公開してるので興味があればぜひご覧ください。
それでは具体的な内容に入っていきましょう。
従来の情報管理の欠点
まずは「なぜ従来の情報管理法では不十分なのか」についてお話しします。
スマホのメモ帳、Evernote、LINEなど、様々なツールがありますが、多くの人がいくつもの保存場所を使い分けていると思います。
僕も以前は、アイデアはスマホのメモアプリとかLINEのグループ、重要な情報はEvernote、プロジェクト関連はGoogle Driveと情報をバラバラに管理していました。
この方法の一番の問題点は「情報が分断される」ことです。
例えば、プロジェクトについて考えているとき、関連情報がEvernote、メール、Google Drive、手書きメモなど、あちこちに散らばっていると、全体像を把握するのが難しくなります。
これだとせっかく記録した情報が「ただの記録」で終わってしまって、うまく活用できないんですよね。
そこで注目したいのが「第二の脳」という考え方です。
これは「自分の頭の外に、考えるためのシステムを構築する」という概念です。
つまり、情報を単に保存するだけでなく、情報同士をつなげたり、発展させたりするシステムを作ることなんです。
そして、その実現に最適なツールの一つがNotionです。
なぜNotionの情報管理が優れているのか?
では、「Notionの基本とその強み」について簡単に説明します。
Notionっていうのは、ノート・タスク管理・データベース・ウィキとか、様々な機能を一つにまとめたオールインワンのワークスペースツールです。
最大の強みは「柔軟性」です。
例えば、シンプルなメモから複雑なデータベース、プロジェクト管理までを一つのツールで完結できますし、情報同士を簡単に関連付けられる「リンク機能」も非常に強力です。
実際に僕がNotionを選んだ大きな理由は、この「情報同士のつながり」を自由自在に作れる点です。
例えば、プロジェクトに関する情報、そのプロジェクトの詳細、関連するアイデアノートなどを、互いにリンクさせて管理できるんです。
要するに、情報の「入口」も「管理方法」も「活用法」も一元化できるというわけです。
情報整理のための実践的なNotionシステム
続いて、「情報整理のための実践的なNotionシステム」について紹介します。
僕は大きく4つの要素で構成しています。
①インボックス
これはあらゆる情報の入り口として機能します。
アイデア、タスク、ウェブページのリンク、何でもとりあえず投げる場所を用意します。
大切なのは「まずは考えずに保存する」という点です。
整理は後回しにして、まずは記録して保存しておくことを優先します。
例えば僕は、散歩にふと思いついたアイデアをNotionのモバイルアプリにさっと記録します。
記録するときもLINEと連携していて、友達にアイディアを送る感覚でメモを蓄積してます。
②ナレッジベース(データベース)
これは長期的に情報を保存したり整理する場所です。
僕の場合はすべてのデータベースを1箇所に集めて、それぞれカテゴリ分けして管理してます。
親データを一括で管理しておくことで、プロジェクトにそのデータを引っ張ってきたり、マテリアルとして参照しやすくなるので情報へのアクセスが格段に円滑になります。
③プロジェクト管理(タスク管理)
これは普通のタスク管理ツールとそんなに変わりないかもしれないですね。
でもNotionだと各タスクの情報の紐付けもしておけますし、色んな形式でデータ保存形式しておけるので、単純にタスク管理ツールとしても優秀です。
④デイリーノート(日記や進捗の記録)
これは普通に日記なんですけど、Notionって自分好みのデザインのページを作れて楽しいので、僕は2年以上続けられてます。
今日やったこととか、情報の連携も簡単にできるので、視覚的にも進捗が管理しやすいのでおすすめです。
さらにNotionを活用するために
では、さらにNotionを「第二の脳」として活用するための実践的なコツを紹介しますね。
1.まずはシンプルな形から使ってみる
情報管理システムは完成形から始めるのではなく、シンプルな形から徐々に育てていくものです。
僕も最初はとにかく情報を一時保管しておくだけの「インボックス」と「プロジェクト管理」だけからスタートしました。
そこから徐々に「こういうカテゴリ分け」が欲しいなとか「ここで一括で管理しようかな」みたいに整理していくと、どんどん自分の頭の中の情報を綺麗に整理整頓できるようになっていきます。
2.情報の整理を習慣化する
ただNotionに情報を詰め込むだけではなく、ちゃんと整理する時間も大事です。
僕の場合は毎日Notionで日記を書いてるので、その時にサクッとページを移動したり紐付けしたりしています。
かかる時間も1日5分とか10分くらいなので、ぜひ情報整理する習慣もつけてみてください。
3.情報を関連付ける習慣をつける
単に情報を保存するだけでなく、「この情報は他のどんな情報と関連しているだろう?」と常に考えることで、アクセスが抜群に良くなります。
例えば、ニュース記事を読んでメモをした後、「これは以前読んだニュースと関連しているな」と思ったらカテゴリ分けのタグをつけておくみたいな感じですね。
Notionに「第二の脳」を構築する具体的なステップ
ここまで話したことを踏まえて、Notionを使った「第二の脳」を明日から始めるための具体的なステップをお伝えします。
まず、Notionに「インボックス」というページを作って、あらゆる情報をここに放り込んでいきます。
毎日、簡単な日記をつける習慣を作ります。
日記が続かないって人多いと思うんですけど、簡単なことだけ記録しておくだけでいいんです。
僕の場合は、
- 今日やったこと
- タスク進捗
- ちょっとしたメモ
そのくらいしか書いてないです。
このシンプルな振り返りが、情報を整理する習慣の基礎になります。
いま取り組んでいるプロジェクトごとにページを作り、関連情報をまとめます。
インボックスやデイリーノートにプロジェクト関連の情報があれば、そこからリンクや引用を作ります。
これだけでも、情報の散らばりは大きく改善されるはずです。
重要なのは、一度に完璧なシステムを作ろうとしないこと。
少しずつ、使いながら改善していくのが長続きのコツです。
本日のまとめ
今日は「Notionで実現する第二の脳」について話してきました。
ポイントをおさらいすると:
- 情報が分散していると、せっかくの知識やアイデアが活かせない
- Notionは情報を一元管理し、かつ関連付けられる優れたツール
- インボックス、ナレッジベース、プロジェクト管理、デイリーノートの4要素で情報を整理
- 完璧を求めず、少しずつ習慣化していく
明日から試してほしいのは、まずは「インボックス」と「デイリーノート」の2つだけでも始めてみることです。
この小さな一歩が、あなたの情報管理を劇的に改善する第一歩になります。
次回は「自分の時間を取り戻す!クラウドソーシングで仕事を10倍スケールさせる方法」というテーマでお話しします。
外部の力を借りて、自分の仕事の幅を広げる方法を解説する予定です。
本日も最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
それでは、また!